リフォームを考えるとき、見落としがちな「巾木」。巾木は、壁と床の境目に設置されるパーツで、家の中の見た目を整え、保護する役割を果たします。この記事では、巾木がなんのために必要かを解説し、リフォーム時に検討すべき費用や施工日数についても詳しく紹介します。
巾木とは?
巾木は、床と壁が接する部分に取り付ける建材で、壁や床を保護し、見た目を整えるためのものです。普段は目立たない存在ですが、床掃除や家具の移動時に壁を傷つけることを防ぐ重要な役割を担っています。また、床材と壁の間にできる隙間を隠すことで、見た目が整うだけでなく、埃やゴミの侵入を防ぐ効果もあります。
巾木はなんのために必要か?
1. 見た目を美しく整えるため
巾木は、床と壁の境目を隠すことで、部屋の仕上がりをきれいに見せます。特に壁紙や床材の境界線が目立ちやすい場合、巾木を設置することで、スッキリとした印象に仕上がります。
2. 壁や床を保護するため
巾木は、家具を移動したり掃除をする際に壁を傷つけないように守る役割を果たします。特に、掃除機やモップを使った掃除の際、壁にぶつかりやすい部分をしっかり保護します。
3. 隙間を埋め、埃やゴミの侵入を防ぐ
床と壁の間にできる隙間から、埃やゴミが入り込むのを防ぐため、巾木は効果的です。こうした小さな隙間がなくなることで、室内の清潔感も保たれます。
巾木の費用と施工日数
費用の目安
巾木の費用は、材質やデザインによって異なりますが、一般的な価格帯は以下の通りです:
- 樹脂製巾木(ソフト巾木):1メートルあたり約500円~1,500円
- 木製巾木:1メートルあたり約1,000円~3,000円
- アルミ製巾木:1メートルあたり約2,000円~4,000円
施工業者に依頼する場合、部屋全体での交換費用は1部屋あたり約2万円~5万円が目安です。
施工日数
巾木の設置作業は、1部屋の作業であれば1日以内で完了することが多いです。既存の巾木の撤去や、新しい巾木の取り付けにかかる時間は部屋の広さや材料によりますが、施工自体は比較的短期間で済みます。
巾木の交換はリフォーム時に必要か?
巾木の交換は、リフォームの際に重要な検討事項です。
巾木があることで、部屋の見た目が整い、壁や床を長期間にわたって保護できます。また、巾木は定期的に交換する必要があるため、リフォームの際に新しいものに交換するのが一般的です。
コストや施工日数も抑えられるため、リフォームを考える際には、巾木の交換を同時に検討するのが良いでしょう。
巾木おすすめメーカーを紹介!
巾木を選ぶ際には、信頼できるメーカーを選ぶことが大切です。以下に、品質やデザインの面で評判の高い巾木メーカーをいくつかご紹介します。
- LIXIL(リクシル)
LIXILは、リフォーム業界で有名な総合建材メーカーで、巾木のラインアップも豊富です。樹脂製や木製、アルミ製などの巾木が揃っており、デザイン性や耐久性に優れています。リビングやトイレなど、場所に応じた選択が可能です。 - DAIKEN(ダイケン)
DAIKENは、耐久性に優れた巾木が特徴です。特に耐水性があるため、水回りや湿気が多い場所に適しています。実用性を重視したい方にはおすすめです。 - EIDAI(永大産業)
永大産業は、木材を活かしたインテリア製品で知られています。木製巾木のデザインや品質が高く、ナチュラルな雰囲気の部屋にぴったりです。また、施工も簡単な設計が多く、DIY向けにも最適です。 - Panasonic(パナソニック)
パナソニックも建材分野で実績のあるメーカーで、樹脂製巾木などが揃っています。シンプルかつモダンなデザインが多く、洗練された空間づくりにおすすめです。
これらのメーカーは、どれもデザイン性や機能性にこだわり、さまざまなニーズに応えられる製品を提供しています。価格や用途に応じて、自分の好みに合った巾木を選んでみてください!
コラストのリフォームサービスと無料相談
「株式会社コラストでは、自社大工を抱えており、巾木の交換からリフォーム全般まで、すべてを直接手掛けています。
そのため、中間マージンが発生せず、コストを抑えた価格で高品質なサービスを提供することが可能です。無料相談や見積もりも承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。」
まとめ
巾木は、部屋の見た目を整えるだけでなく、壁や床を保護する大切な役割を持っています!
さらに、隙間を埋めることで掃除も楽になり、室内環境を快適に保つことができます。リフォームを検討される際は、巾木の設置や交換も合わせてご検討ください!