
家の見た目を損なわず、安全とデザインを両立する住まいへ
家に手すりをつけたいけれど、
「せっかくのインテリアが台無しになりそう…」
「いかにも“介護用”という感じにしたくない」
そう感じて、後回しにしている方は意外と多いものです。
ですが、最近の手すりは「安全を守る道具」から「インテリアの一部」へと進化しています。
デザイン性が高く、住まいの雰囲気を壊さないものが多数登場。
木目・アイアン・カラーなど、選び方ひとつで印象がガラッと変わります。
この記事では、「おしゃれな手すり」をテーマに、
見た目にこだわりながらも安心して使える実例と選び方を紹介します。

🏠 手すりは「老後の準備」ではなく「家族の安心を支えるデザイン」
「手すり=高齢者のためのもの」と思われがちですが、
実は今、30代・40代のリフォーム層からも注目されています。
理由はシンプル。
転倒は年齢に関係なく起こるからです。
- 濡れた床の浴室で滑る
- 階段の昇り降りでつまずく
- 子どもを抱えて玄関を出入りする
- 夜中にトイレに行くとき、ふらつく
こうした“日常のヒヤリ”を防ぐのが手すり。
そして、せっかく取り付けるなら「空間の雰囲気を壊したくない」
その気持ちに応えるデザイン手すりが人気を集めています。

🌿 おしゃれ手すりの魅力とは?
「見た目」「素材」「色」の3つで印象が変わる
おしゃれ手すりの魅力は、空間デザインと調和する美しさにあります。
昔のような金属製パイプではなく、インテリアの延長として“魅せる手すり”が主流です。
① 見た目の美しさ
壁や床と色を合わせることで、「後付け感」を消せます。
細身のデザインや曲線的なラインなら、圧迫感もなくスッキリ。
② 素材の温かみ
木製・アイアン・真鍮など、素材で印象が一変します。
木は温かみ、アイアンは高級感、真鍮はアンティークな風合いを演出。
③ カラーバランス
白壁×木目、グレー壁×ブラック、淡いベージュ×ゴールドなど、
空間トーンに合わせると“最初からそこにあったような自然さ”が出ます。

✨ おしゃれな手すり実例7選
① ナチュラルウッド×白壁
自然素材派に人気の組み合わせ。
白い壁と淡い木目の手すりが調和し、北欧テイストの優しい雰囲気に。
玄関や廊下など、明るい空間によく合います。
💡コツ:床と手すりの木目トーンを揃えると統一感UP。
② アイアン×無垢材のモダンスタイル
黒のアイアンフレームに木のグリップを組み合わせたデザイン。
階段や吹き抜け空間に映える人気スタイルです。
「住まいのアクセント」としてもデザイン性が高く、
見た目にも「リフォームした感」がしっかり出せます。
③ 壁埋め込み型で“フラットに”
手すりを壁に半埋め込みすることで、段差を最小限に抑えたミニマルデザイン。
マンションや狭い廊下にも最適。
掃除もしやすく、視覚的にスッキリします。
💡照明を仕込むと、夜間の間接照明としても活躍。
④ 真鍮素材でアンティークな雰囲気に
年月とともに風合いが変わる真鍮(しんちゅう)は、
経年変化を楽しめる大人の素材。
ヴィンテージ家具と相性抜群で、
まるで海外のインテリア雑誌に出てくるような上品さが生まれます。
⑤ カラー手すりで遊び心をプラス
最近は、マットカラーの手すりも人気。
マットブラック・グレージュ・ネイビーなど、
壁紙や照明の色に合わせて選ぶと“デザイン性重視の家”に仕上がります。
⑥ 曲線フォルムで優しい印象
直線的なパイプではなく、曲線を描くフォルムの手すり。
角のない柔らかな形は、見た目も触り心地も◎。
廊下やリビングの壁際に取り付けると、圧迫感が減り空間が柔らかく見えます。
⑦ ステンレス×ガラスのスタイリッシュタイプ
ホテルのようなモダン空間を目指すなら、
ステンレスやガラス素材の組み合わせもおすすめ。
光を反射し、空間全体が広く明るく見える効果もあります。
🛠 手すりをおしゃれに見せる3つのポイント
① デザインを「部屋ごと」に合わせる
リビング・廊下・玄関・トイレ・浴室、それぞれ用途も雰囲気も違います。
部屋のテイストに合わせて手すりの素材や太さを変えることで、統一感が出ます。
場所 | おすすめ素材 | デザインの特徴 |
---|---|---|
玄関 | アイアン・木目 | 印象を引き締める |
廊下 | 木目調 | 柔らかい印象 |
階段 | アイアン×ウッド | 見た目のアクセント |
浴室 | 樹脂製・防水素材 | 明るく清潔感 |
トイレ | 壁付け短タイプ | シンプル&機能的 |
② 「高さ・太さ・握りやすさ」を無視しない
見た目ばかりを重視すると、使いづらくなってしまうことも。
デザイン性と機能性はバランスが大切です。
- 階段では段鼻から75〜80cm
- 廊下では床から80〜85cm
- トイレでは立ち上がり位置に合わせて60〜70cm
手のサイズに合う“握り心地の良い太さ”を選ぶことで、
デザインと安全の両立が叶います。

③ 設置位置の「線」を意識する
手すりは、壁のラインをデザイン的に見せるチャンス。
壁紙の切り替えや巾木(はばき)とのバランスを考えると、
空間にリズムが生まれます。
💡手すりの金具(ブラケット)の色を壁と合わせると、より自然に。
💬 実際に人気のある「おしゃれ手すり」リフォーム事例(岡山エリア)
岡山・倉敷周辺でも、
「安全だけでなく見た目にもこだわりたい」という依頼が年々増えています。
- 廊下に木目調の手すり+白壁で北欧風
- 階段にブラックアイアン×木でモダンに
- 浴室にホワイトの防水手すりで清潔感
- 玄関に真鍮調の手すりでアンティークに
施工後に「思ったより部屋が引き締まった」「インテリアとして気に入っている」
といった声が多く、
“デザインリフォームの一部”として取り入れる人が増えています。
🌲手すり素材の寿命と特徴を比較
1.ステンレス製手すり
→高耐久性と清潔感を両立
メンテナンス目安: 20年ごとにネジ点検 または 支柱交換

2.アルミ製手すり
→軽量で扱いやすいモダンな選択肢
メンテナンス目安: 20年ごとにネジ点検 または 支柱交換

3.木製手すり
→温かみと上質なインテリアに
メンテナンス目安: 10年ごとに塗装または交換

4.樹脂製手すり(プラスチック)
→柔らかな印象と低コスト
メンテナンス目安: 約10〜15年で交換

💰 手すりの費用目安と補助金制度
おしゃれ手すりも、素材や長さによって費用が変わります。
タイプ | 費用目安(1本あたり) | 備考 |
---|---|---|
木製シンプルタイプ | 約8,000〜15,000円 | ナチュラルデザイン |
アイアン・真鍮タイプ | 約20,000〜35,000円 | 高級感・オーダー対応 |
壁埋め込みタイプ | 約25,000〜40,000円 | デザイン重視 |
浴室・トイレ専用タイプ | 約10,000〜18,000円 | 防水・安全重視 |
さらに、介護保険の住宅改修補助を使えば、
条件を満たす場合は最大18万円(自己負担1〜3割)で設置できることも。
「まだ介護ではないけど、安全対策としてつけたい」という方も、
事前相談で確認できます。

📸 デザインを見ながら相談できる時代に
「家の雰囲気に合うか分からない」
「どんな色や素材が似合うのかイメージが湧かない」
そんな方には、写真をLINEで送るだけの無料相談がおすすめ。
お部屋の写真をもとに、
「この壁なら木目が合いそう」「この階段ならアイアンが映える」など、
実際の空間に合わせた提案が可能です。
👉 LINEで無料相談
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✨ まとめ:手すりは「介護用品」ではなく「デザインの一部」
おしゃれな手すりは、
暮らしを支える“安全アイテム”であると同時に、
空間を整える“インテリアパーツ”でもあります。
デザインにこだわれば、
家の価値や心地よさもぐっと上がります。
「介護っぽくない」「見た目も美しい」
そんな手すりで、安心とデザインの両立を叶えませんか?