
「築年数は経ってるけど、まだ住めてるし大丈夫」
そう思っている方、意外と多いのではないでしょうか?

でも実は、古い住宅には“見えないリスク”が潜んでいることが多いんです。
見た目がキレイでも、中では劣化が静かに進行していることも…。
今回は、プロの視点から見た「古い家にありがちな意外なリスク」5つを、対策と一緒にご紹介します。
① 見えないところで進行する「配管の老朽化」

築20年以上の家でとくに多いのが、水道管や排水管のトラブル。
- 水漏れ
- 赤水が出る
- 異臭がする
- 壁や床がしみている
といった症状が出たら、配管が劣化している可能性があります。
🛠 対策:
リフォーム時に配管も一緒に点検・交換するのが安心です。
特に床下や壁の中にあるものは見えないため、早めのチェックがおすすめです。
② 古い断熱材による「暑さ・寒さ・結露」の悩み

昔の住宅には、断熱材が入っていない or 性能が低いことが多く、
- 夏はエアコンが効かない
- 冬は暖房をつけても寒い
- 窓や壁に結露が出る
など、年々「住みにくさ」を感じやすくなります。
🌿 対策:
壁・天井・床下の断熱強化や、窓の断熱リフォーム(内窓設置など)がおすすめです。
光熱費削減にもつながります。
③ 耐震性能が足りない可能性も

特に1981年以前に建てられた住宅は、旧耐震基準のため、地震に弱い構造のままかもしれません。
- 築40年以上
- 軟弱地盤に建っている
- 増築を繰り返している
こういった住宅では、大きな地震で倒壊する危険性もあります。
🏠 対策:
自治体の耐震診断制度を利用し、必要に応じて耐震補強を行いましょう。
補助金が出るケースもあります。
④ 外壁・屋根の劣化で雨漏りのリスク

築15年を過ぎたあたりから注意したいのが「外壁」と「屋根」。
- 外壁のヒビ割れ・チョーキング(白い粉)
- 屋根の反り・色あせ・苔
- 軒下にシミがある
これらを放置すると、雨漏り → 内部腐食 → シロアリ被害と深刻化していくことも。
🌧 対策:
10〜15年ごとに外壁塗装、屋根の点検・葺き替えなどのメンテナンスを。
放置すると工事費が倍増するケースも…。
⑤ 暮らしに合っていない「古い間取りや設備」

昔の家にはよくある、こんな悩みありませんか?
- 狭い洗面所、使いづらいキッチン
- 家事動線が悪くて疲れる
- 収納が足りず、片付かない
- 段差が多く、つまずきやすい
「住めるけど、なんだかストレスが多い…」と感じるのは、今の暮らし方に合っていない設計のせいかもしれません。
🧺 対策:
ライフスタイルに合わせた間取り改善、収納計画、バリアフリー化などを取り入れると、毎日の快適さがぐっと変わります。
✅ まとめ|“住める”だけじゃなく、“安心して住める”家に

古い住宅は、見た目ではわかりにくいトラブルの宝庫。
でも逆にいえば、早めに気づけば、大きな出費や事故を防ぐことができるということでもあります。
- 水回りの配管
- 断熱性能
- 耐震性
- 外装メンテナンス
- 間取りや使い勝手
これらを定期的に見直すことで、これからの10年・20年も安心して暮らせる家になります。
📩「うちも見直したほうがいいかな?」と思ったら…

- 点検だけでもしてほしい
- 具体的な費用感を知りたい
- 小さなところから直したい
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